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名古屋市内で「コーヒーの試験栽培」に参画

2024年03月27日

~コーヒーの国内栽培を通じて、地域連携・地域社会の活性化を推進~

 大成建設株式会社(社長:相川善郎)は2023年12月12日に締結した「コーヒー栽培事業を通じた持続可能な農業及び地方創生事業の検討に関する連携協定書」に基づき、NEXCO中日本(代表取締役社長 CEO:小室俊二)が2024年3月から「名古屋市農業文化園・戸田川緑地」内で実施するコーヒー試験栽培に協賛・参画しました。本件への参画により、地域との連携を強化し、地域社会の活性化に貢献してまいります。

 コーヒーは輸入比率が高く、国内で栽培できれば、既存農家と競合しにくく国産付加価値も見込める農産物で、世界的な気温上昇や降雨量の変化により、将来の生産量が大きく減少すると予測されています(コーヒーの2050年問題※1)。

 当社では、コーヒーを農業分野の社会課題解決における有望品目と位置づけ、2021年度より技術センターにてコーヒー栽培の研究を行っておりますが、今般、農林中央金庫(代表理事理事長:奥和登)の協力を得て、コーヒー栽培による地方活性化に関心を寄せるNEXCO中日本のコーヒー試験栽培に協賛・参画する運びとなりました。大成建設は、今回の参画を通して、コーヒー栽培に関わるノウハウを取得し、ビジネスモデルの検討やコーヒー栽培を起点とした地方創生の推進に取り組み、将来的には6次産業化や観光農園化による地域社会の活性化を実現していきたいと考えています。

 今後も当社は、全国の潜在的な地域社会課題を解決すべく、「地域ニーズの把握」「技術の実証・実装」「地域課題の解決」といったサイクルを地域に残る仕事として積み重ねてまいります。

イメージ図(コーヒーチェリー)
※2 コーヒーノキの植栽状況

※1 コーヒー研究機関のワールドコーヒーリサーチによれば、地球温暖化による気候変動がこのまま進めば、コーヒー豆生産量
   の約6割を占めるアラビカ種の栽培適地が2050年までに半減するとの指摘。
※2 画像提供 NEXCO中日本

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